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「マグロハウス」カオスで旨い2015年ラストの渋谷イベントに行ってきた!

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渋谷のclub asiaで”マグロハウス”というイベントが行われた。

もう一度言おう、

マグロハウス

長年相入れることの無かったマグロ業界とハウス業界のコラボとして、どんなシナジーが生まれるのかワクワクしながらイベント取材に向かった。

ちなみに、このイベントを企画した主催者は、パーティークリエイターの「アフロマンス」率いる「Afro&Co.(アフロ&コー)」という集団。

超巨大ウォータースライダーで街のド真ん中を滑る「Slide the city Japan」や、音楽とダンスで構成されるクラブイベントに泡を放出する機械を導入し、フロアの参加者が踊りながら泡まみれになる「泡パ」を企画している集団だ。

街中の長いウォータースライダーやイビサ島名物の泡パーティは、聞いただけで楽しそうとわかる。

しかし、

ハウスミュージックをBGMにマグロ解体ショー。

ほんの一瞬戸惑う。
 

 

だが、

結論から言うと。

 
 

マグロハウスに人々はトロけた。

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マ・グ・ロ! マ・グ・ロ!

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マ・グ・ロ! マ・グ・ロ!

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マーグーロー!

取材を終えて、改めて画像を整理していて思ったのだが、

なぜあそこまで会場にいる全員がマグロを欲していたのか不思議である。

当然筆者も、その瞬間マグロが欲しくて仕方なかった。

もちろんノリにノッたマグロの脂を目の当たりにしたから、ということもあるかもしれない。

ただやはり、ハウスミュージックのリズムにノッていたことが一体感を生んだように思う。

 

なぜマグロとハウスが結びついたのか。

 
マグロハウス。という言葉の響きには妙なしっくり感がある一方、冷静になるとやはりカオスな組み合わせであることは間違いない。

オイスターバーやイカセンターは「魚介」を食べる「場所」であり、マグロハウスにもそんなレトリックのしっくり感があるのかもしれない、「マグロ」を食べる「ハウス」。

しかし、あくまでこのイベントは「マグロ」と「ハウスミュージック」。

カオスである。

カオスな状況に陥ったら、5W1Hで整理するといいと習ったことがある。

Who,Why,When,Where,What,How

だ。

まず、「Who」

先述のAfro&Co.を率いるパーティークリエイターのアフロマンス氏である。
IMG_0120590世の中にもっとワクワクを、というコンセプトのもと、様々なイベントを企画している。

この日もアフロに浴衣でDJという、季節にも捉われず誰よりも一番自分が楽しんでいるアフロマンス。

そんな彼が語る「Why」は、

アフロマンス
「スシローのテレビCMのスタイリッシュさにインスパイアされました。きっと魚と四つ打ちのリズムは合うだろうと。
なぜ?マグロなのか?
なんかマグロなんですよね。鮭じゃない、カツオでもない。」


掲載元:SUSHIROJP

そして、「When」

年末の12月28日であること。
当日は仕事納めの人が多いであろうということから、2015年の労をねぎらい約40kgの本マグロ1本(約200食分)を無料で参加者に振る舞うという、1年の締めくくりの意味合いがあったのだ。

そして、「Where」

渋谷のclub asia。渋谷のクラブカルチャーを代表する会場。
アフロマンス氏曰く、渋谷にはこうした新しいチャレンジに興味を持ってくれる面白い人たちのコミュニティがあり、またclub asiaもマグロハウスに理解を示してくれたということだ。

そして、「What」

IMG_0142590マグロは、当日朝築地市場で仕入れた本マグロ1本。

ハウスは、Kentaro Takizawa、KICK OFF、DJ Shu-ma、アフロマンスらDJによるプレイ。

以上が、マグロハウスの5W。少しカオスな背景がお分かり頂けたであろうか?

 

マグロハウスのHowに迫る

 
How=どのようにイベントが行われたのか?

まず、今回マグロの解体ショーを行った「たいこ茶屋」の方々が凄かった。

IMG_0069590大将であるガッツおじさん(真ん中左)、2代目の若大将(左)、若大将の弟子リュウタさん(右)。
※真ん中右が主催者アフロマンス。

たいこ茶屋の方々は、浅草橋でほぼ毎日マグロ解体ショーを行っているだけでなく、毎月1回は被災地に、年間約50回近くイベントなどでマグロ解体ショーを行っているという、マグロ解体業界のプロ。

アフロマンス氏が、たいこ茶屋の方々にマグロハウスのイベント出演をお願いしたところ開口一番

「あー分かりました、ディスコですね」

と、全くひるむことが無かったそう。どの業界でもそうだが、この自信こそがプロたる所以だろう。

IMG_0145590とはいえ、ディスコでの解体ショー経験があるわけではなく初の試み。「かなり緊張しました」と語っていた2代目若大将。

しかし、いざ解体ショーが始まると
IMG_0150590マグロの部位を紹介しながらさばく、テンポの良いマイクパフォーマンス。

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若大将「こちらが、マグロのカマです!」

観客「ウォー!カマー!」

IMG_0179590「中落ち」、「中トロ」、「大トロ」とお馴染みの部位が次々と紹介され、盛り上がる観客。

IMG_0185590まるでワールドカップ

IMG_0124590そして、そのショーを彩るDJプレイとMCの連携が面白い。

ズッコ、ズッコとハウスミュージックがテンポ良く流れている中、若大将がマグロの各部位を高らかに宣言する瞬間、ピタっとビートが止まる。その瞬間歓声に包まれる。

MCの「WOWキツネザル」は合間合間にマグロネタを仕込んでくる。「マグロって最大時速160kmで泳ぐんですよ」

そして、マグロハウスを彩る菊花的な存在も忘れてならない。

IMG_0037590板前姿の美人ダンサーと、マグロのコスプレをしていたショウコさん。

このショウコさん、イベントの存在をWEBで知り、誰に頼まれるわけでもなくマグロの着ぐるみを自作してきたという強者。

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IMG_0060590素人とは思えない造形力

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解体ショーが盛大に終わり、いよいよお客さんにマグロ200食分が振る舞われた。

IMG_0279590女性入場無料のイベントであったため、圧倒的に女性客が多かった

そして意外だったのが、

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お客さんの約20パーセントが外国人の方々であった。

マグロハウスは、ロボットレストランに次ぐ渋谷インバウンドのコンテンツになる可能性を感じる

筆者も実食させてもらったのだが、何よりマグロが実に旨い。

楽しいだけでない、日本の匠の技と素材の味がしっかりとしているからこそ満足度が高く世界に通用するような気がした。

年末だけでなく、またやって欲しいマグロハウス。

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そんなイベントを作り上げたAfro&Co.、年明け早々また渋谷でカオスなイベントを仕掛けるようだ。

それが、これ
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マチョ餅ナイト

「マチョ餅ナイト」は、その名の通り、音楽とダンスで構成されるクラブイベントに、マッチョが餅をつくパフォーマンスを加え、新年を盛大に(カオスに) 祝うイベント。

当日は、話題のマッチョ集団「マッチョ 29」よりコアラ小嵐、植田知成の2 マッチョが参加予定。新年の祝いをその肉体と餅で表現する。

また、ついた餅は参加者に無料で振る舞われるとのこと(無くなり次第終了)。

開催日時:2016年1月8日(月)24時〜

会場:渋谷ミクロコスモス http://microcosmos-tokyo.com/
東京都渋谷区円山町1-8
※club time イベントの20歳未満の方のご入場は固くお断りしております。ご入場の際には写真付きの身分証明証の提示をお願い致します。

チケット:
・前売チケット(〜1/7(木)迄):2,000円
・当日チケット:2,500円

詳しくは http://machomochinight160101.peatix.com/
 
2016年も渋谷、そしてAfro&Co.から目が離せない。

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<取材協力>
Afro&Co. http://afroand.co/

たいこ茶屋 http://www.taikochaya.jp/

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