渋谷新聞は東京・渋谷の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

渋谷のイノベーターが集まるオープンテラスのジプシークラブ「CAFE BOHEMIA」


眠らない街渋谷

ってめちゃくちゃ昼間なんですけど、副編集長でございます。

渋谷歴21年。実は隣の恵比寿で恵比寿新聞というメディアを

運営しています。今回は渋谷新聞の立ち上げの助っ人でございます。

実はわたくし、始めっから言いますが今の渋谷大嫌いです。

ほぼイベントスペース化してしまってるし、メガチェーンだらけ。

右も左も風景は一緒。朝方ゴミだらけ。。。嫌いです(キッパリ)

さて、現在渋谷には様々なカルチャーがあるような、ないような・・・

思い起こせば90年代この街から様々なカルチャーが産まれてきました。

ガングロ・ルーズソックス・クラブ文化・シブヤ系音楽・などなど

あまり一緒にするのもよろしくないのですが・・・・

という筆者も10代このころは一生懸命働いたバイト代を握りしめ

レコード屋さんに通い、ちょっと年上のお兄さんに「今日良いの入ったよ」

と買ったレコードを片手に早く聞きたくて家に走って帰る日々を過ごしていました。

しかし最近渋谷からこのような「わざわざ足を運んでいきたい」や

「カルチャー・ムーブメント」は起きていないような気がするのは私だけじゃない

はずでございます。イノベーターよ いずこへ・・・

でもそんな事ないらしい!

今も渋谷をしっかりとリードするお兄さん達がいるらしい!!

そんな情報をもとに渋谷新聞取材班全員で

とある一軒のカフェへ向かったのであります。

その名はBOHEMIA

場所は色々と歴史深い東急ハンズの向かいにあるカオスビル「ノアビル」の

裏手にありますこちらの「cafe bohemia(ボヘミア)」

ビルの隙間にスッポリと広がるなんだかここだけ異空間な場所。

ビルとビルの間にひっそりと広がる知ってる人じゃないと

たどり着けないような「オアシス」っぽい雰囲気。

カウチでは寝そべりながらおしゃべりしている人。

客層もインターナショナルで非常に自由な感じがします。

こんな平日の日の差し込む微睡んだ午後に・・・・・

この場所でまったりchill出来てるってここに来る人って

どんな人達なんだよ・・・・・今回はこのcafe bohemia

を運営するエルディーアンドケイの斎藤さんにお話を伺ってみました。

渋谷新聞
こりゃまたえらい所にカフェ作っちゃったんですね。

斎藤さん
そうなんですよ^^;元々私たちの会社はこのビルに入っているので一階をカフェにしまして。

渋谷新聞
会社って言うのは飲食事業専門の?

斎藤さん
いえ。元々私たちの会社は音楽事業が主な会社でして。飲食事業部も展開しているという感じです。

渋谷新聞
へぇー!音楽事業とは?アーティストのマネージメントとかでしょうか?

斎藤さん
はい。アーティストですと現在「ガガガSP」や「かりゆし58」などが所属する事務所です。その他だとライブハウスの運営やカフェ事業は「宇田川カフェ」というカフェを運営していたり・・・

渋谷新聞
あ!!!宇田川カフェって!!!最近「シブヤビール」作った会社じゃないですか!?

斎藤さん
良くご存知ですね。丁度その「シブヤビール」をスタートさせたメンバーがいるんでご紹介しますよ^^


僕を呼んだかな?

渋谷新聞
うぉーー凄いインパクト・・・・

水野さん
どうも。わんぱくディレクターの水野です。

渋谷新聞
うぁ。。本当に名刺に「わんぱくディレクター」って書いてる(笑)

水野さん
はい。わんぱくなんでどうぞよろしく。

渋谷新聞
水野さん。そういえば拝見しましたよ。シブヤビール!ビール女子ってメディアの編集長の瀬尾さんから教えてもらって知ったんですが。

水野さん
そうそう!ビール女子の人達にもご協力してもらい「シブヤビール」が完成しました。

渋谷新聞
どんなビールなんですか?味など。

水野さん
説明は置いておいてまずは飲んでみましょうか?

渋谷新聞
え!?いきなり????

まぁまぁまぁ

渋谷新聞
水野さん。飲む前にちょっとだけ話・・・聞きたいなー・・・・

水野さん
そうですか?まぁまぁまぁ。

渋谷新聞
おっとっとって。えーーっと、、、

渋谷新聞
って水野さん注ぎ方上手ですね。

水野さん
ちょっとぬるくなっちゃったんですが、その方がよりこのビールの味わいが開いてわかると思うので是非飲んじゃいましょう!

渋谷新聞
でもせっかくこの天気だから冷たいビールの方がいいなー。

水野さん
いやいや。きっと飲めばわかると思いますよ。

さてさて、お店のインタビューもままならぬまま

新しくできた「シブヤビール」の試飲が始まりました。

時間は午後13時。お日様がキラキラときらめくド昼間に

申し訳ございません。一杯いただきます。ゴクゴク・・

ん!!!??

ピリッと苦味が来てからの~鼻に抜けていく柑橘系の甘い香り。

そして炭酸も良い塩梅でのどごしも良い。美味しい!!!

IPA(インディアペールエール)的な苦味が素晴らしい。

水野さん
渋谷新聞さん詳しいですねー!!

渋谷新聞
まぁわたくし恵比寿というビールの町から来たので。はっはっは!

水野さん
実はこのシブヤビールの苦み。グレープフルーツの苦みなんです。

渋谷新聞
はっ!そうなんですね!!だから鼻に抜ける柑橘の匂いはグレープフルーツだったんですね!お世辞抜きに美味しいです。

水野さん
実は今回オリジナルビール制作の協力を頂いた日本のクラフトビールのパイオニア「サンクトガーレン」さんに作って頂きました。

渋谷新聞
どうりで。素晴らしい味の輪郭ですね。

水野さん
ビールが苦手な方でも楽しんでいただけるようなフルーティーな味わいになっています。そしてもう一つ秘密があるんです。

渋谷新聞
なんでございましょう?

水野さん
たぶん。日本初エナジービール!

渋谷新聞
えー!?


渋谷を元気にしたかった

渋谷新聞
エナジービールってどういうことですか!?

水野さん
ビールの中に滋養強壮でも有名な「マカ」が入っているんです。

渋谷新聞
どうりでなんかギンギンしてきたと思ったら。

水野さん
エナジービールで渋谷を元気にしたいんです!

渋谷新聞
それは真面目にですか?

水野さん
はい!真面目にです。

渋谷新聞
水野さんイノベーターだわ・・・・所でこちらのBOHEMIAさんでかかってる音楽がなんだか中近東っぽいアラビアンなナイスな音楽ですね。

水野さん
実は選曲も独自でやっています。MIX CDもBOHEMIAで2枚出ているんですよ。1枚目はレベル ミュージック・パチャンガ・ラテンロック・バルカン・クアルテット・バスク音楽のスペシャリストでフジロックのにDJで7年連続で出演しているDJ TXAKO(チャコ)さんが選曲するMIX CDと、中近東やインドなどエキゾチックミュージックの先駆者的な存在の「サラーム海上」が選曲するMIX CDをBOHEMIAから出しています。

渋谷新聞
へぇー。cafeの文化からCDまで出しているって。ちょっとシブヤビールの話が先行していたので、このBOHEMIAの根源が何かという事に気づいていませんでしたが、もしかして・・・・

水野さん
はい。ここは渋谷でも新しいスタイルの「ジプシークラブ」です。


ジプシークラブとは・・・

私も初めて聞いたジプシークラブ。

お話によると中近東・アラビアンな異国情緒を提唱する新たなスタイルで

内装もトルコ的な装いでございます。日夜どんなことが起こっているかというと

夜はベリーダンスを楽しみ、シーシャを吸いながらリラックス。

エキゾチックミュージック・レーベルミュージック・パチャンガなどを

様々な音楽を取り入れた日本では珍しいナイトカルチャーですね。

BOHEMIAはその「チルアウト」バージョンというべきカフェなのかも。

やはり音楽文化から来ているのですね。付け加えて説明すると

この「レーベルミュージック」というジャンルじゃなくて「文化」の

起源は「カリビアンダンディ」という日本人数名のクルーがいるのですが

現在は日本を飛び出して海外にも進出。

実は何を隠そうこの方たちは30年前から渋谷の遊び場所をクリエイトしていた

パイオニア的存在だという現実に直面します。

核になるメンバー藤井悟・松岡徹・須藤一裕は青山mixという伝説的なクラブで

毎夜何百人の観衆を狂喜乱舞させていたいわば「原液」的な方たち。

今もこのように人に影響を与え続けているんですね。

このトピックについては後日証言を交えて取材したいと思っています。

なんだよ!渋谷から新しいカルチャー生まれとるやん!

最近は目立った新しいカルチャーが産まれて無いように

思えたのは気のせいで、本当はこのように新しい「遊び」

がしっかりと芽生えているんですね。渋谷嫌いとか言ってごめんね。

やはりBOHEMIAだけあって料理も多国籍な物が出てきました。

タンドリーチキンですね。こちらがシブヤビールに非常にあう

という事で出していただきました。

ちなみにこのシブヤビールのロゴ。

なんと水野さんが制作されたという事です。元々水野さんは

アートディレクターでBOHEMIAのロゴも水野さんの作品だそうです。

人は見かけによらないな・・・あっ!!うそ!!(笑)

そういえば、ベリーダンスを楽しみながらシーシャ(水タバコ)を

楽しめるという事を聞いたような。


あっ!ほんとだ!!

水タバコを楽しめる器具が勢ぞろい。

ちょっとこれは是非楽しんでみたいですね!

ここでBOHEMIAのシーシャを楽しめることになりました。

まず取りい出したるは水タバコには欠かせない水パイプ。

凄い芸術的な形をしていますね。そもそも水タバコは

主にイスラム圏で楽しまれているタバコの一種でして

お話によると水を通ることによって喉が痛くならない

タバコ独特の臭さが無いという物だそうです。

こちらが水タバコに使用するタバコの葉。

ダブルアップル・ミント・メロン・バニラ

なんとアールグレイなる味まであるという

なんだか楽しい展開に。どんな感じなんでしょうね。

パイプに水タバコの葉を詰めます。

凄いドロドロしているこのタバコの葉。

今回は人気の「ダブルアップル」をお願いしました。

で、蓋をします。

蓋には無数の小さな穴が開いています。

ん?これでどうするの?

キンキンに火のついた炭。

これはシーシャ用の炭だそうです。これをどうするの?

なるほどね!この炭を先ほど蓋をした上に置くわけですね。

そうすることによって炭の熱でタバコの葉が蒸発するわけだ。

もう既に素敵な良い香りがしております。

今回は可愛い女子モデルの方にご協力いただきました。

よろしくお願いします^^

スゥーーー

ポワァーーー

渋谷新聞
どうですか?

モデル女子さん
すっごくいい香りがしますよ!!

渋谷新聞
え!?どれどれ・・・・・

と間接キッスを狙いに行きましたが残念ながら口の部分は

別のマウスに変更出来る仕様になっておりました(残念)

頂きましたがなんとも香しい大人の香り。

リラックスできるな~これは。この御昼の微睡んだ時間に最高。

渋谷新聞
じゃあ水野さん。是非お手本の方をお願いします。

水野さん
そうだね。まぁ元々イスラム圏の人達がお茶代わりにたしなむのがシーシャなので。スゥーーー・・・

うっ!

ゲホゲホゲホッ

ぜんぜん吸えてないじゃん(笑)

とまぁエルディーアンドケイの皆さん本当に仲良し。

やっぱり新しいカルチャーが産まれる場所は

個性豊かな方が多いんだな~。

何かが生まれる場所はいつも活気があってスタッフの皆さんも

何故かとてもフレンドリー。集まってきている人たちも

クリエイターや新しいイノベーションを切り開いている方が多い。

渋谷はまだ生きている

商業ベースに乗ってしまった町は大きな資本に食いつぶされて

気がつけばもぬけの殻でした という桃太郎のような話かと思えば

こうやって「シビックプライド」をもって新しいイノベーションを

切り開いている人たちもいることに何故かホッとしました。

きっとこの人たちがいれば「渋谷」がもう一度おもしろい街になる!

なんだかそんな未来が楽しくなるような一日でした。

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cafe bohemia(カフェ ボヘミア)
東京都渋谷区宇田川町36-22 ノア渋谷PartⅡ 1F
03-6861-9170
11:00~翌5:00 無休 日曜営業

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