渋谷新聞は東京・渋谷の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

人で溢れた渋谷カウントダウン 日本人の割合は?意外な結果

201612_countd-18
スクランブル交差点を埋め尽くした

人 人 人

201612_countd-1
2016年12月31日午後10時00分から2017年1月1日午前2時00分まで、スクランブル交差点を含む渋谷駅周辺の車両通行止めを行い歩行者用道路とする交通規制が行われた。

渋谷ハロウィン時は歩行者が安全にスクランブル交差点を渡れるように行われた交通整理。

今回の交通規制は、事実上のスクランブル交差点歩行者天国だと言える。

201612_countd-8
午後10時半頃には、スクランブル交差点の歩行者専用道路化が完了し、周辺にいた人々が交差点内に集まってきた。

人が人を呼び、年末の路上は寒さを感じさせない熱気に包まれた。

誰もがスマホやカメラで群衆や自撮りを楽しみ、缶酎ハイやワインの容器を高く掲げ乾杯をし合うなど陽気な雰囲気。

年明けまであと5分位になると、Qフロント大型ビジョンに映し出される時刻表示が切り替わる度に歓声が湧くようになり、
201612_countd-20
ハッピーニューイヤー!

の歓声とともに0時の瞬間を迎えた。

カウントダウンの瞬間を撮影した360°動画は、こちらのfacebookページでご覧ください。
※facebookアプリでのみ再生されます。
https://www.facebook.com/shibuyajournal/

約15分ほど人々は年明けの喜びに酔いしれ、知らない人同士ハッピーニューイヤーを言い合い楽しんでいた。

ハロウィンとは違い、カウントダウン終了後の余韻が終わると電車で帰る人々が多かった印象だ。

それともう一つ、ハロウィンと大きく異なっていたことがある。

それは意外と、

日本人が少ないこと

渋谷新聞の感覚的には、スクランブル交差点で年越しを迎えた人々の中で日本人は約1〜2割程度。

あれだけの群衆はいったいどこの国から?

一昨年の大晦日も渋谷は外国人で溢れていたため、渋谷新聞ではカウントダウン直前の夜22時〜23時にハチ公広場のベンチに腰掛けていた総勢100名全員へ「どこから来たのか?」を聞き込みした。

.

国別ランキング上位3位までを発表すると、こんな結果に。

1位:インドネシア(19人)
2位:インド(11人)
3位:タイ(9人)

201612_countd-4
世界中のカウントダウンイベント巡りを趣味としているインドネシア人の3人組旅行客。ネットで調べて渋谷にやってきた。

201612_countd-5
友人からカウントダウンなら渋谷がいいよ、と聞いてやってきたタイ人のご夫婦旅行客。

多くの人々が、ネット検索や友人からの情報で渋谷にやってきたようだ。

中には、
201612_countd-6
「渋谷に買い物に来たらたくさんの人が集まっててびっくり!いったい何が始まるんですか?」
といった香港人の女性旅行客もいた。

100人の国別内訳はこちら。

インドネシア 19人
インド 11人
タイ 9人
フィリピン8人
香港 5人
ベトナム 5人
グアテマラ 5人
イタリア 4人
日本 3人
イギリス 3人
ニュージーランド 3人
ネパール 3人
コロンビア 3人
シンガポール 3人
アメリカ 3人
中国 3人
オランダ 3人
ミャンマー 2人
オーストラリア 2人
アイルランド 1人
マレーシア 1人
カナダ 1人

ハチ公前に座っていた方々のみの調査ではあるが日本人はわずか3%。

場所にもよるが、やはり全体の日本人割合は1割〜2割程度と少ない。

海外における渋谷カウントダウンの認知が上がったという見方もできるし、日本人にとってはある程度ブームが落ち着いたいう見方もできる。

そもそも渋谷スクランブル交差点で年末カウントダウンを行う流れは数年前より自然発生的に広がってきたのだが、その原動力として以前から外国人観光客の存在は大きかった。

201612_countd-13

201612_countd-9
その流れが今年はより一層加速したように感じた。

.

今回多くの警察官や商店街をはじめとした関係者の方々のおかげで、大きな事件もなく渋谷カウントダウンは無事に完了したと言えよう。

しかし酔っ払い同士の喧嘩や、調子に乗った若者が建物の屋根に上るといった事案、飲みかけの缶を群衆に向かって放り投げるといった行為も散見され、やや渋谷ハロウィン時より物騒な印象だと感じた。

201612_countd-16
お酒の缶・ビン、タバコの吸殻がポイ捨てされる景色はハロウィンと変わらない。

この先、渋谷カウントダウンは日本を代表する訪日観光客向けコンテンツになることも考えられる。

しかし、変にコンテンツ化を急いてはいけないという感想も持った。

取材した外国人観光客からは、

「本当は東京タワーの花火を観に行きたかった。今年は花火をやらないと分かったので渋谷に来た。」

「実際に来てみたけれど、0時まで特にやることないですね。」

といった意見も複数組から出てきたので渋谷カウントダウンをコンテンツとしてより魅力的にするべきだという意見も出るかもしれない。

しかし、ほとんどの人々が

「人でごった返す景色が面白い」

といったように渋谷の魅力を感じているため、まずは今回見受けられた物騒な状況をどう改善していくかが大切だと感じる。

安心・安全を第一に考えた今回のような車両交通規制をベースとして、さらにそれ以外の面でも安全性をどう確保していくことができるか。

2017年、今年も面白い変化を遂げる国際観光都市 渋谷 が楽しみだ。

.

渋谷新聞、本年もよろしくお願い申し上げます。

Share (facebook)